大相撲 力士ら約1000人全員をPCR検査実施へ 初場所は10日初日

 「大相撲初場所」(10日初日、両国国技館)

 日本相撲協会は7日、執行部会議で、力士、親方、行司ら約1000人に及ぶ協会員全員が新型コロナウイルスのPCR検査を受けることを決定した。

 7日、首都圏に緊急事態宣言発令が決まるが、協会は10日の初日から予定通り、観客を入れて開催する方針で進んでいる。電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「お客さまの安心安全のために、全協会員がPCR検査をする」と説明した。

 この日、検査キットを各部屋に配布。検査し、8日に全協会員の結果が判明する見通し。そのため、初日、2日目の取組を決める8日の取組編成会議は9日に延期されることになる。取組編成会議が初日の前日に行われるのは異例の事態だ。

 協会は昨年12月25日から外出自粛を強化し、各部屋同士での接触は断ってきた。全協会員のPCR検査で陽性者が出た場合、「状況や症状を見て、感染症の専門家の先生と打ち合わせて、その先にどうするかを決めていく。状況を見て、信頼性を高めていくということ」と同部長は話した。

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