村元、高橋組がアクシデント乗り越え2位発進!初の全日本で67・83点
「フィギュアスケート・全日本選手権」(26日、ビッグハット)
アイスダンスのリズムダンス(RD)が行われた。今季シングルから転向後、初の全日本となる10年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(34)は、カップルを組む村元哉中(27)=ともに関大KFSC=と出場。デビュー戦のNHK杯を上回る67・83点でRD2位でスタートした。
この日午前の公式練習で、アクシデントが起こっていた。練習開始から約5分後、2人でステップからターンに入った際に、高橋と村元が2人ほぼ同時に転倒。高橋はすぐに立ち上がったが、左膝を痛めた様子の村元は氷にうずくまり、一度リンク外へ出た。5分後に再度リンクに入って状態を確かめたが、再びリンクの外へ出て、曲をかけた練習は2人で行えなかった。
関係者によると痛み止めの薬を飲んで試合に臨んだ様子で、直前の5分間練習で動きを確認した。最終滑走で登場すると、終始笑顔でコミカルでダイナミックな演技を披露。アクシデントの影響を感じさせることはなかったが、フィニッシュ後には2人で抱き合って演技をたたえ合った。