空手の形男子で東京五輪の金メダル最有力候補の喜友名諒(30)=劉衛流龍鳳会=が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことが19日、関係者への取材で分かった。18日朝に38度の発熱があり、病院でPCR検査を受けた。現在は自宅療養中で食欲はあり、重症ではないという。
師匠の佐久本嗣男・劉衛流龍鳳会会長によると、喜友名は東京・日本武道館で13日に開催された全日本選手権で史上最多の9連覇を達成し、14日に拠点とする沖縄に戻った。15~17日は那覇市の道場で各日約2時間の稽古。保健所が濃厚接触者を特定しているが、一緒に稽古した選手らは自主的に自宅待機している。