トランポリン五輪代表・森ひかる まさか2位…試合勘不足で

 「トランポリン・ジャパンオープン」(13日、川崎市とどろきアリーナ)

 男女個人の決勝が行われ、女子個人は19年世界女王で東京五輪代表の森ひかる(21)=金沢学院大ク=は大技・トリフィス(前方3回宙返り半ひねり)を決めたものの、その後に流れを崩し54・235点で2位だった。19年世界選手権2位の土井畑知里(三菱電機)が54・510点で優勝した。

 演技を終えた森は、納得がいかない様子で何度か首をひねった。異なる10本連続の跳躍で3本目に大技・トリフィスを組み込んだが、次の技に流れがつながらなかった。丸山強化本部長は「本調子でない。まだ試合勘をつかみきれていないのかなと」と、コロナ禍で試合が減った影響もあると分析。今後については「体をもう1回作り直さないといけない」と強化方針を語った。

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