全日本スキー連盟(SAJ)は6日、東京都内で新体制を決める臨時の評議員会と理事会を開き、新会長に北海道連盟会長の勝木紀昭氏(67)を正式に選出した。強化責任者の競技本部長は元アルペン選手の中村実彦氏(59)が副本部長から昇格することになった。
SAJは10月の役員改選で北野貴裕会長や皆川賢太郎競技本部長(肩書はいずれも当時)ら7人の理事選任が否決され、理事の定数を満たせない事態になっていた。6日の評議員会で暫定的に会長を務めていた勝木氏ら理事6人を新たに承認し、続いて開いた理事会で役職を決めた。