2020.11.28

三原舞依、涙のカムバック　休養から復帰…２季ぶりのＧＰ出場「滑り切れてよかった」

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　「フィギュアスケート・ＮＨＫ杯」（２７日、東和薬品ラクタブドーム）

　男女ショートプログラム（ＳＰ）が行われ、１８年平昌五輪代表の坂本花織（２０）＝シスメックス＝が、ほぼ完璧な演技をみせ、７５・６０点で首位発進を決めた。１８年世界選手権銀メダリストの樋口新葉（１９）＝明大＝が６９・７１点で２位。山下真湖（１７）＝中京大中京高＝が３位につけた。２季ぶりのＧＰ出場となった三原舞依（２１）＝シスメックス＝は７位、本田真凜（１９）＝ＪＡＬ＝は９位。

　体調不良による休養から復帰し、２季ぶりのＧＰ出場となった１７年四大陸選手権女王の三原舞依（２１）＝シスメックス＝は、６３・４１点で７位スタート。冒頭の３回転ルッツ－３回転トーループに回転不足はあったが、ジャンプはすべて着氷し、ＳＰ「イッツ・マジック」を愛らしく演じきった。スタンディングオベーションと鳴りやまない拍手に、キスアンドクライでは思わず涙。「最後まで滑り切れてよかった。ホッとした気持ちとお客さんからの拍手が本当に温かくて」と話していた。