新関脇の隆の勝 愛称は“おにぎり君”でも闘志は「内に秘めるタイプ」

基礎運動を行う隆の勝(日本相撲協会提供)
貴源治(左)と相撲を取る隆の勝(日本相撲協会提供)
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 「大相撲11月場所」(8日初日、両国国技館)

 新関脇の隆の勝(25)=千賀ノ浦=が2日、都内の部屋で十両貴源治と稽古し、15番取って11勝4敗と上々だった。稽古後、電話取材に応じ、「状態はいいです。調子いいです。このまま続けて、あまり疲れ残さないようにできれば、いいのかなと思います」と、手応え十分に語った。

 地元、千葉県柏市の相撲クラブ出身では幕内琴勝峰(21)、琴ノ若(22)=ともに佐渡ケ嶽=と後輩が力を付けてきた。「もちろん気になりますけど。昔から一緒にやってきた後輩でもありますし。本当に後輩に負けるわけにはいかないので」と、キッパリ。

 おにぎり君の愛称でいつもにこにこ。怒ることは「ない」と言い切る温厚な性格ながら「内に秘めるタイプなので。表に出さないというか。心の中でずっと思ってますけど」と、明かした。

 6人きょうだいの4番目。1歳上の姉とはしょっちゅうケンカしていた。「やっぱり年子のお姉ちゃんがいるので。お姉ちゃんには負けたくないじゃないですか。(でも)負けてましたね。中学に入ってからは体格も全然違うので、そこからは負けてはないですけど」と、大家族で過ごした日々を振り返っていた。

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