関学大・大村新監督が初陣星も「後半がしょぼいので面白くない」

 「関西学生アメフト、関学大55-13同大」(18日、王子スタジアム)

 昨季学生日本一の関学大が55-13で同大を下した。第1Qに4TDを奪う猛攻で試合開始から圧倒し、今シーズンからチームを率いる大村和輝監督(49)が初采配を白星で飾った。11月8日の準決勝で、近大との接戦を制した神戸大と対戦する。

 新生関学大がまず1勝だ。試合開始のキックオフをリターンしたRB三宅昂輝(4年)が、そのまま90ヤードを走りきり、わずか12秒で先制TD。大村監督が「オフェンスに若い選手が多い。楽に試合に入れた」と感謝するビッグプレーで、序盤の猛攻につなげた。

 チームを28年間率いた鳥内秀晃監督が昨季限りで退任。新指揮官は「次(準決勝)に行けてよかったな、というだけ」と自身の初采配を振り返り、「後半があまりにしょぼいので面白くないです」と苦笑いで付け加えた。

 コロナ禍で春に試合ができず、チーム力の底上げが今の課題。「2枚目の(メンバーが出た)後半が現状の実力。客観的に自分たちを見ないと」。前任者同様の厳しさで戦い抜く。

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