貴景勝、11月場所へ順調「あとは実戦だけ」合同稽古で仕上げ「自分も強くならないと」
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大相撲の大関貴景勝(24)=千賀ノ浦=が15日、都内の部屋で四股、スクワットなどで入念に汗をかき、ぶつかり稽古などで調整した。「ぶつかり稽古もしてるし、あとは実戦だけ」と順調調整。
16日から両国国技館内で行う合同稽古にも参加の予定。「こういう出稽古は初めてだし、どういう稽古になるか分からない。自分の体の調子を見て、一生懸命やっていきたい。こういう機会もなかなかないし、体ができるならやりたいなと。あとは親方とよく相談して決めたい」と話した。
新型コロナウイルスの影響で禁止されていた出稽古の7カ月ぶり解禁で新大関の正代(時津風)も参加予定。貴景勝は「自分も強くならないといけないし、やれることをやりたい。よく自分の体と向き合って、せっかくこんなチャンスもないので。体の無理をせず、やっていきたい」と慎重に実戦モードに入っていく。
11月場所は本来は九州開催ながら今年は東京開催。18年九州では初優勝を飾るなど、思い入れのある場所だ。「1年に1回というのもあるし、九州で応援してくれる人に顔を見せられないのは、こういう時期なのでしょうがない。テレビでいい姿を見せられれば」と、2年ぶりV2を目指す。