鶴竜がまたも休場 師匠・陸奥親方は「次の場所取れれば答えが…」と11月場所に進退示唆

 「大相撲秋場所」(13日初日、東京・両国国技館)

 両横綱の鶴竜(陸奥)、白鵬(宮城野)が初日から休場する異常事態となった。

 鶴竜は先場所、右肘を痛め2日目から途中休場。昨年7月場所で6度目優勝した後は5場所中、4場所で休場と苦しい状態が続く。

 休場発表後、師匠の陸奥親方(元大関霧島)が電話取材に応じた。休場原因は先場所の右肘負傷。「状態があんまり良くない」と稽古が満足にできない。

 ただ「けがとか、そういう状況じゃない。ここまできたらもう、進退懸けてやらなきゃいけないところまできていると思うから。一番は本人がそう思っているだろうけどね。そこまできてると思うからね」と追い込まれている現状を代弁した。

 ケガの回復もあるが気持ちの問題。「気持ち的にもうこれでやって、ダメだったらいろいろ考える部分もあると思う。本音はどうなのか分からないが、そういう気持ちはあるんじゃないかな。休んでやることやって次の場所に取れれば、本人も答えが出るんじゃないかと思う」と、11月場所(11月8日、東京・両国国技館)に進退を懸ける可能性を示唆した。

 満身創痍(そうい)の体でどこまで気力を戻せるか。師匠は「まだ見ている方からすると不安かなというのもあった。一番は気持ちの問題が大きいと思うけど。腰も爆弾を抱えているし肘もそうだけど、運動だったり稽古がそれができるようになれば。体が落ちている訳じゃないし、そこだと思うんですけどね」と、思いやった。

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