鶴竜 13日初日の秋場所へ「とにかく元気な状態で」

 「大相撲秋場所」(13日初日、両国国技館)

 先場所、右肘負傷で途中休場した横綱鶴竜(35)=陸奥=が4日、都内の部屋で基礎運動などを行った。稽古後に電話での代表取材に応じ、相撲を取る稽古はまだ再開していないことを明かした。

 「まだちょっとできてないですね。体がまだ戻ってない感じかな。そのあれ(肘負傷)で少し休んだ分、体をちょっとまだ戻さないとなという感じ」と、現状を語った。

 来週から弟弟子の幕内霧馬山と稽古する意向。「もう出稽古はできないので、とにかく元気な状態でという感じ」と初日を見据えた。

 力士会会長として協会側には出稽古の解禁を求め、力士会で意見を出し合った。2日には幕内琴奨菊(佐渡ケ嶽)が協会側に要望を伝えた。「ネットで聞いた限りは(出稽古は)ダメというのはあったので。何も言わないより、自分たちで意見を出して言っていくのも大事かなと思う」と、語った。

 おうち時間も長く、家では4月に生まれた第3子となる次女の世話をする。「夜寝かしたりとか、そういうことやってます。とにかくお母さんが忙しいときは、なるべくやる。いないときが多いので、実際自分がいて子どもと一緒にいて、今までにないくらい子どもと過ごして大変だったこととか、それを毎日やってるのが大変だなと思う」と、子育ての大変さを実感する。

 長女、長男とは相撲を取ることもあり、いつも負けてあげる。「勝っちゃうと怒っちゃうので。勝っちゃうと泣いちゃう」と、子煩悩なパパの素顔を見せていた。

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