大坂、要請受け準決勝出場へ 協議の末に棄権を撤回

 【ニューヨーク共同】米ウィスコンシン州での警官による黒人男性銃撃事件など一連の人種差別への抗議を示すため、出場中のウエスタン・アンド・サザン・オープンをいったんは棄権すると表明した女子テニスの大坂なおみ選手(日清食品)が27日、女子ツアーを統括するWTAなどと協議した結果、28日の準決勝に出場すると表明した。

 大坂選手はマネジメント会社を通じ「WTAや米国テニス協会からの要請に従い、28日にプレーすることに同意した。より抗議運動への注目を集めることができる」と翻意の理由を説明し、「WTAや大会主催者のサポートに感謝したい」とコメントした。

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