スノーボード男子ハーフパイプ（ＨＰ）の１８年平昌五輪代表で、２月に日本人史上４人目となるＵＳオープン優勝を果たした戸塚優斗（１８）＝ヨネックス＝が３日、横浜市内で屋内練習を公開した。

　２２年北京五輪でのメダル獲得も期待される次代のエースだが、コロナ禍の影響で、来季の見通しは立っていない。海外合宿が行えずすでに３、４カ月ほど雪上から遠ざかっており「こんなに滑ってないのは初めて」と話すが「いつ始まってもいいように準備する」と、前向きに肉体強化に取り組んでいる。

　東京五輪同様、開催が危ぶまれる北京五輪についても「五輪のことを考えるのはいつも前年から。今は目の前のシーズンに集中していきたい」と、泰然自若に語った。