高田川親方「勝武士に対して恥ずかしくない相撲を」コロナ死去の弟子のため部屋一丸

 「大相撲7月場所・3日目」(21日、両国国技館)

 幕内後半の審判長を務めた高田川審判部副部長(元関脇安芸乃島)が打ち出し後、新型コロナで5月に亡くなった弟子の勝武士さんに関して語った。自身も感染するなど場所前に部屋はコロナ禍に見舞われ、悲しみを胸に場所を迎えた。

 弟子たちには「来てくれているお客さん、テレビで見てくれるファンの方々、勝武士に対して恥ずかしくない相撲を取っていこう」と伝えている。この日は目の前で弟子の竜電、輝ともに敗れたが「結果どうこうよりいい相撲を見せてほしい」と、天国の勝武士さんのために部屋一丸で戦う。

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