朝乃山が“ライバル”豊山を下し3連勝 白鵬は盤石 かど番貴景勝に土

 豊山(左)を寄り切りで下す朝乃山
2枚

 「大相撲7月場所・3日目」(21日、両国国技館)

 新大関朝乃山(高砂)は前頭筆頭の豊山(時津風)と対戦。立ち合いで狙った左まわしは取れなかったが、前へ圧力をかけて前進。最後は右を深く差して寄り切り。3連勝とした。

 同学年、同期生の2人は高校時代からライバル関係にある。これまでの幕内での対戦成績は2勝2敗と五分。大関取りがかかった春場所では中日に対戦し、土をつけられていたが、この日は貫禄を見せた。

 4日目は小結大栄翔(追手風)と対戦する。

 かど番の大関貴景勝(千賀浦)は小結隠岐の海(八角)との一戦。立ち合いで押し込んだが、土俵中央まで押し返されると、相手の突きだした右腕をまともに食らって背中から落ちた。押し倒しで敗れ、2勝1敗となった。

 横綱白鵬(宮城野)は前頭筆頭の遠藤(追手風)と対戦。激しい立ち合いから電車道。強烈な押し出した。勢い余って花道奥まで走ってしまうほどだった。

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