7月場所開催、13日に判断 陽性者ゼロも「引き続き感染予防徹底」

 「大相撲7月場所」(7月19日初日、両国国技館)

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が6日、電話での代表取材に応じ、13日に理事会を開き、7月場所の開催の有無を正式決定する方針を示した。「13日に理事会が開催される。そこでいろいろ正式決定する」と説明。

 場所開催へ向けたガイドラインも理事会で協議される。「そこではある程度固まっていないことには場所に臨めない」と話した。

 この日、6月12日まで行っていた新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査の結果が発表された。

 感染した元三段目の勝武士さんが亡くなるなど多数の感染者が出た高田川部屋を除き、検査を受けた約900人の協会員で陽性者は5人。ただ、そのうち、4人がPCR検査で陰性、残り1人も5月以前の感染歴と判断された。

 芝田山部長は「全体を検査した中で5人いたけど0・56パーセント。5人も陰性でしたよということ。陽性者がいないということはこの状況をしっかり保持していって場所に臨むということ」と話し、場所開催へ前進と捉えた。

 まずは一つ不安が軽減されたが、2週間後の初日に向け、気は緩めない。「こういう結果が出ることでそれぞれの協会員がほっと胸をなで下ろせるというか、とはいえ、引き続き緊張感を持っていかないと。世間(都内)では毎日100人越えの陽性者が出ているわけだから。引き続き当協会としても感染予防策の徹底を心がけて2週間後の場所に向かうということ」と、同部長は話した。

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