Bリーグ新チェアマン就任予定の島田氏「大変だからこそ受けた方が」あえてリアル会見

大河正明Bリーグチェアマン(右)と並ぶ島田慎二・Bリーグ次期チェアマン=撮影・西岡正
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 バスケットボール男子Bリーグの新チェアマンに就任する島田慎二氏(49)が10日、都内で会見し「大変だからこそ受けた方がいい」などの抱負を語った。

 現職の大河正明チェアマン(62)は6月30日付けで辞任。島田氏は10日の臨時会員総会で候補たる理事に決議されており、16日の理事会をもって正式にチェアマンに決議される予定となっている。

 島田氏は当初はウェブ会議アプリを用いた会見を予定していたというが、「私の強い意思があって、リアルでやりたいと、大河さんにご相談させていただいた。私のキャラクターとしても、なかなかでは伝わりにくいのではないかと思いました」など、あえて“リアル”での会見開催を説明した。

 就任の打診は「4月の頭」にあったという。「驚きました。非常に難儀な時にこういう話が来たなと率直に思いました」と胸の内を明かした島田氏は、「お話を頂いたとき、即答で、さまざまな(兼職などの)状況をクリアできるならお受けしますと」、「大変だからこそ受けた方がいいと」と、新型コロナウイルスの影響でリーグ中断を余儀なくされた今季の状況を踏まえて意気込みを語った。

 島田氏は日大出身。2012年に当時bjリーグの千葉社長に就任し、経営難からクラブを建て直すと、人気、実力ともにリーグトップクラスのクラブへと成長させた。

 また日本バスケットボール協会の三屋裕子会長は「日本全体が落ち込んでいる今、バスケットボール界は改めて一体となって、この危機に立ち向かい、打破し、超えて日本を元気にすること。これが我々の使命だと思っています。島田新チェアマンと一緒にこの使命を果たしていきたいと思っています」などコメントを寄せた。

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