元全柔連副会長の松下三郎氏死去 84歳、新型コロナで

 全日本柔道連盟(全柔連)副会長を務めた松下三郎(まつした・さぶろう)さんが19日、新型コロナウイルスによる肺炎のため死去した。柔道の総本山、講道館が20日、発表した。84歳だった。鹿児島県出身。

 日本大時代に全日本学生選手権を2度制するなど活躍。引退後は全柔連で専務理事、副会長を歴任し、日本オリンピック委員会(JOC)でも理事になった。講道館では2013年に理事に就いた。

 東京都文京区の講道館内に事務局を置く全柔連では、16日までに役職員19人の集団感染が発生している。

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