炎鵬7敗で踏みとどまる 物言いつくも土俵際で徳勝龍を突き落とし
「大相撲春場所・11日目」(18日、エディオンアリーナ大阪)
人気力士の炎鵬(宮城野)は、徳勝龍(木瀬)を突き落としで破り、4勝7敗で踏みとどまった。先場所優勝の徳勝龍は2勝9敗となった。
待ったで仕切り直しとなった立ち合いで炎鵬は一方的に押し込まれたが、土俵際で突き落としを決めた。しかし炎鵬の左足つま先が土俵を割ったのではないかと物言いとなる。協議の結果、足は俵に残っており、軍配通り炎鵬の勝ちとなった。炎鵬は12日目は北勝富士(八角)と対戦する。
炎鵬は新入幕だった昨年5月場所で7勝8杯で負け越したが、以後4場所連続勝ち越し中。番付も自己最高の東前頭4枚目まで上昇している。