ラグビー トップリーグ3月中は中止 理由は新型コロナではなく「麻薬」教育
日本ラグビー協会は9日、トップリーグ(TL)の日野に所属する選手が今月、麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことを受け、再発防止に向けた教育を徹底するため3月中のリーグ開催を休止すると発表した。
昨年6月にはトヨタ自動車所属選手も麻薬取締法違反で逮捕。都内で会見したTLの太田治チェアマン(54)は「トップリーグ、日本ラグビーの存在を揺るがす大きな問題。非常事態だと思う。同一年度内に複数チームから薬物逮捕者が出たことを重く受け止めている」と話した。
3月中に予定されていた第9、7、10節の計24試合を休止し、代替試合は行わない。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け2月末からの第7、8節をそれぞれ3、5月に延期。14日の再開可否が注目されていたが「薬物が大問題。コロナとは切り離して考えている」と今回の判断はあくまで選手の薬物による逮捕だとした。
今後は選手への講習などコンプライアンス教育を徹底。毛髪検査など全選手への薬物検査の実施については「選択肢の一つ」と否定せず、リーグの“正常化”へ全力を尽くす考えだ。チケットの払い戻し、勝ち点の扱いや順位の決め方については決まり次第発表される。
