空手・植草歩 異例のコーチ変更「そのままでは慢心につながる」

 空手の国際大会プレミアリーグ(PL)パリ大会の組み手女子68キロ超級で3位決定戦に敗れた植草歩(27)=JAL=が28日、帰国した羽田空港で取材に応じ、指導を受けていた本間絵美子コーチを離れ、昨年末からは高松中央高監督の崎山幸一コーチに師事していることを明かした。

 昨年11月のマドリード大会で1回戦負けを喫したことを機に、指導体制の一新を決断。「そのままでは慢心につながると思って、心機一転、自分を見つめ直そうと」。二人三脚でやってきた本間コーチとも話し合い、五輪直前での異例の挑戦に踏み切った。今大会は結果に直結しなかったものの「(やり方を)変えている中で、昨年の失点パターンをなくすことができた。修正していけば強くなれる」と手応えを示した。

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