桃田賢斗、早期退院見込めるとの現地報道も 見舞いの首相夫人と握手する写真公開

 遠征先のマレーシア・クアラルンプールで交通事故に巻き込まれ負傷したバドミントン世界王者の桃田賢斗(25)=NTT東日本=について、日本バドミントン協会は13日、顎部裂傷、眉間部裂傷、唇裂傷、全身打撲という診断を受けたと発表した。当面、現地で経過観察するという。

 マレーシアのベルナマ通信では、桃田を含めて病院に運ばれた4人はCT検査などの結果、重症には至らないという医師の見解を示し、早期の退院も見込めるとした。また、ばんそうこうなどで裂傷の治療を受けた桃田がベッドに横たわりながらも、マレーシアのマハティール首相のシティ・ハスマ夫人の見舞いに対し、右手を差し出す写真も公開した。

 現地報道によると、事故は同日午前4時40分に発生。クアラルンプール国際空港(KLIA)に向けて桃田らの乗ったワゴン車が、高速道路でトラックに追突。24歳のマレーシア人運転手は死亡し、桃田と帯同スタッフの森本哲史トレーナー、平山優コーチ、世界連盟のウィリアム・トーマス氏が負傷した。負傷した4人はそのままプトラジャヤの病院に搬送された。

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