レスリング・須崎優衣 憧れリオ「金」登坂を撃破!女子50キロ級の五輪切符に王手
「レスリング・全日本選手権」(21日、駒沢体育館)
東京五輪代表選考会を兼ねて行われ、女子50キロ級は17、18年世界女王の須崎優衣(20)=早大=が準決勝でリオ五輪48キロ級金メダルの登坂絵莉(26)=東新住建=を6-0で破った。今年の世界選手権代表の入江ゆき(27)=自衛隊=も決勝に進出。22日の最終決戦を制した方が東京五輪への挑戦権を得る。女子68キロ級は土性沙羅(東新住建)が準決勝で敗退し、代表決定は来年2月のプレーオフに持ち越された。男子フリースタイル86キロ級は高谷惣亮(ALSOK)が9年連続で優勝した。
ついに悲願の五輪切符に王手をかけた。須崎は強気な攻めで五輪女王に1点も許さず圧勝。終盤でも攻撃を繰り返し「怖さとか不安もあったんですけど、強い思いがあったから最後攻めにいけた」。優勝すればほぼ手中となる五輪切符に目をぎらつかせた。
リオ五輪金メダルの登坂は憧れの存在。それでも今は倒さなければいけない相手の1人に過ぎない。「とにかく勝ちたい一心で試合に臨んだ」。かつての第一人者にも遠慮なく猛攻を浴びせ、一つ関門を突破した。
一度はついえたチャンスだ。18年に2大会連続で世界選手権を制覇したが、昨年11月に左肘を負傷。12月の全日本選手権に出場できず、五輪選考で出遅れた。さらに7月のプレーオフでは入江に敗北し、自力での五輪への道は一度閉ざされた。だが入江が代表内定を逃し、可能性が復活。わずかな望みをたぐり寄せ、いよいよあと1勝までこぎつけた。
22日の決勝は因縁の入江と最終決戦。「自分のレスリング人生全部をかける。最後は自分が立っていられるように頑張りたい」。五輪出場をかけた大一番、何としても雪辱を果たす。





