羽生結弦 演技前の独自行動を説明 氷をなめる、指くるくる、エッジケースに祈り…

 エキシビションで華麗な演技を見せる羽生結弦(撮影・堀内翔)
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 フィギュアスケートのGPシリーズ最終戦・NHK杯の男子シングルで3年ぶり4度目の優勝を飾った羽生結弦(24)=ANA=が24日、NHKの「サンデースポーツ2020」に、女子シングルス2位の紀平梨花(17)=関大KFSC=とともに生出演。演技前の独自の行動について意味するところを説明した。

 番組ではリンクに入った羽生が氷を触り、そのまま手をなめるシーンや、練習中に右手の指をクルクル回す様子、スケート靴のエッジカバーに向かって祈りをささげる姿などを映像で紹介。これらの狙いを本人に尋ねた。

 羽生は「それぞれ違う」と言い、まず氷を触ることについては「氷の感触を確かめたいから。どういう質の水なのか、氷は全然質が違うので。ちょっとなめた時にこういう感じかなと。手についたものをなめるのは問題ないので」と意図を語った。

 指を回すことについては癖だという。「手をクルクルさせるのは癖で、イメージを変えたい時、次にいきたいなど表す時にやっています」と明かした。

 そしてエッジカバーについては「エッジケースはエッジを守ってくださる大切なもの。僕のスケート靴、命よりも大切かもしれないというくらい大切ですし、それをずっと守ってくれる。陸上などでバンバン跳んだりしちゃうので、そういう時に守ってくれる大切なものだからこそ『今日もありがとう。今から行ってきます』という思いで言っていますね」と振り返った。

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