八村、豪快ダンクに実況絶叫「コンニチハ!」「アリガトウ!」
「NBA、ウィザーズ115-99ピストンズ」(4日、ワシントン)
ウィザーズの八村塁(21)は開幕から6試合連続でスタメン出場し、16分17秒で12得点4リバウンド、3アシスト、1スチール。後半はファウルトラブルに見舞われ、出場時間は自己最短に終わったが、第1クォーター(Q)だけで10得点を挙げるなど、3連敗中のチームをけん引し、本拠地初勝利に貢献した。
2日前のティンバーウルブズ戦で大敗し、3連敗を喫したチーム。自身も自己最少の4得点と振るわなかった八村だったが、しっかり修正し、前半は13分2秒の出場で12得点をたたき出した。第1Q2分に3点シュートを成功させると、第2Q6分にはピックアンドロールから初のアリウープダンク。地元ファンを沸かせた豪快プレーに中継局の実況席は「コンニチハ!」、「アリガトウ!」となぞの日本語で興奮ぶりを伝えた。
第3Qはわずか3分でこの日4つ目のファウルを犯し、早々に交代。控え選手3人が2桁得点を挙げるなど、終始リードした展開とあって第4Qもプレー機会がなく、後半は見せ場をつくることはできなかった。しかし、この日は相手ディフェンスのマークが厳しくなると、無理に勝負にはいかず、オープンになった味方選手を素早く見つけ出して3アシストをマークした。
チームは快勝し、4連敗を阻止。10月25日のサンダー戦以来となるシーズン2勝目を挙げた。




