ザギトワは完成度で勝負 情熱的に「クレオパトラ」
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「フィギュアスケート・ジャパンオープン」(5日、さいたまスーパーアリーナ)
フリーだけで争われるプロアマ混成男女混合団体戦が行われた。女子で平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)はミスなく演技をまとめ、154・41点で2位だった。
ジャンプだけでなく演技も圧巻だ。今季初戦で情熱的に「クレオパトラ」を演じきった。試合後のインタビューでも「こんにちは」と日本語であいさつし、会場を沸かせた。
1位のアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が3種類の4回転を4度着氷させるなど、女子のジャンプも高度化が進む。だが「モチベーションにはなるけど、私は単純にスケートを楽しみたい」と焦らない。今季の目標を「クリーンな滑り」と定め、完成度で勝負する。