坂本花織3回転ループ転倒でSP6位 重圧に勝てず「練習が足りなかった」

 今季初戦のSPでジャンプにミスが出て演技後に天を仰ぐ坂本花織=滋賀県アイスアリーナ
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 「フィギュアスケート・げんさんサマーカップ」(11日、滋賀県立アイスアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、18年平昌五輪代表で全日本女王の坂本花織(19)=は58・62点で6位、樋口新葉(18)=明大=は48・92点で15位と出遅れた。ノーミスの演技を見せた白岩優奈(17)=関大KFSC=が68・52点で首位に立った。

 今季初戦の緊張感の中、連続ジャンプで着氷ミス、3回転ループで転倒した坂本は「(重圧に)打ち勝てる練習をしてきたけど、練習が足りなかった」と肩を落とした。今季のSPの新プログラム「ノー・ルーツ」は羽生結弦らを担当したシェイリーン・ボーン氏に振り付けを依頼。今オフにアイスショーで何度もミスなく演じてきたが、「(ショーは)リンクが小さいしスピード制限しているし…」とまったく別物で、「(試合の)緊張はアイスショーの倍くらい」と感じている。

 全日本女王として挑む今季は重圧もさらに大きい。12日のフリーで巻き返しを狙うが、習得中のトリプルアクセル(3回転半)は「やめると思います」。シーズン本格化を前に、まず演技の完成度を高める。

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