バドミントン遠藤・渡辺組が8強 たくみな戦略「ブロックだけで」相手を崩す
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「バドミントン・ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン」(25日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)
東京五輪のテスト大会として行われた。男子ダブルス2回戦で遠藤大由、渡辺勇太組(日本ユニシス)は、ゴー・ジーフェイ、ヌー・イズディン組(ともにマレーシア)に21-16、21-17で勝利し、ベスト8に入った。
第2ゲーム中盤まで競り合う展開に苦戦するも、戦略で切り抜けた。「アタックは一切打たずに、ブロックだけで相手のフォーメーションを崩していく作戦に切り替えた」と遠藤。奪われていた流れを取り戻すことに成功した。「マレーシアのチームはレシーブがすごくうまい。左右に振られるのは知ってたので、そこをどうするかが鍵だとイメージしてました」と予習も生かし対処しきった。
渡辺は「僕はあまり良くなかった。遠藤さんに助けられた」と反省モード。「しっかりとケアして明日に臨みたい」と4強入りに向け気持ちを切り替える。