八村7・7初実戦楽しみ ミニキャンプ3日間終了、充実コーチ陣に満足

 米プロバスケットボールNBAのドラフト会議でウィザーズから日本人初の1巡目指名を受けた八村塁(21)が27日、本拠地ワシントンのチーム施設で行われた3日間のミニキャンプを終えた。7月に若手選手の登竜門となるサマーリーグ(ネバダ州ラスベガス)に臨み、ウィザーズは6日(日本時間7日)の初戦でペリカンズと対戦する。

 八村が充実の表情でミニキャンプを終えた。「チームとしての練習を全然していなかったけど、こうやって練習を再開できて良かった」。初めてプロのコーチらから指導を受け「周囲とコミュニケーションを取ることができた。新しいプレーが入ってきて、分からないことがあれば多くのことをコーチにも聞いた」と不安なく適応したようだ。

 大学時代との違いを聞かれ「育成のスタッフが何人もいて、最初は僕のシュートを見て何も言わないけど、メモを取っていて、そこを直していくというのをやっている」と話した。全体練習後にはスタッフ数人に見守られながら、シュートのフォームを修正。全体9位指名の「有望株」に対するチームの期待の高さもうかがえた。

 背番号は自らの名前にちなみ「8」に決まった。「8」へのこだわりについては「言わなくても分かるでしょう」と笑顔。関係者によると第1希望の番号だったという。ドラフト会議翌日の21日から滞在したワシントンについては「人がいいので安心できる。日本食(のレストラン)とかを探したい」と好印象を口にした。

 いよいよ7月5日に始まる若手の登竜門、サマーリーグに臨む。今後は2日から始まるチーム練習に合流し、6日に初戦を迎える予定だ。「サマーリーグは短い期間でチームをつくってやる。攻撃でも守備でも(チームが)やりやすいようにやっていきたい」と実戦を待ち望んでいる様子だった。

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