フェンシング男子サーブル団体5年ぶり3位 世界1位韓国に惜敗も自信

 「フェンシング・アジア選手権」(17日、千葉ポートアリーナ)

 男子サーブルと女子エペの団体戦が行われた。男子サーブルで世界ランク12位の日本(徳南堅太、ストリーツ海飛、吉田健人、島村智博)は準決勝では同ランク1位の韓国に37-45で競り負けたが、3位決定戦では同9位の中国を45-39で下し、2位に入った2014年大会以来5年ぶりの3位となった。女子エペで世界ランク14位の日本(佐藤希望、吉村美穂、馬場晴菜、大石栞奈)は3位決定戦で同10位の香港に敗れ、2大会連続の4位に終わった。

 ジャイアントキリングこそならなかったが、確かな一歩を刻んだ。3位決定戦ではアジアで五輪出場枠を争う中国を撃破。主将の島村は「去年を超える3位。ランキングが近い中国に勝てたのは大きい」と、うなずいた。

 世界ランク1位の韓国とも、中盤までリードを奪うなど好試合を展開した。韓国相手にチームトップの16点を奪った徳南は「韓国相手に守ったら勝てない。退かずに前に前に。そういう展開にできれば、サーブルは一気に得点が入る」と、自信を深めた様子だった。

 前日にフルーレ男子が金メダルを獲得。エペ男子も躍進が著しく、サーブルも負けていられない。島村主将は「東京五輪の目標は金メダル。今回の結果をポジティブにとらえたい」と、前を向いた。

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