堤駿斗は習志野高時代に6冠&全日本V 東京五輪へ…村田昴の最大ライバル

 東京五輪で唯一決定していなかったボクシングの競技開催が決定。13日は世界選手権(9月、ロシア)の代表選考会開会式が都内で行われた。男子は、昨年の全日本選手権と福井国体のバンタム級で2冠を獲得した村田昴(22)=自衛隊=と、同階級で世界選手権の選考を争う堤駿斗(19)=東洋大=が注目を集めている。

 習志野高で高校6冠。同2年の世界ユース選手権(ロシア)では日本人初の金メダルを獲得。17年にはWBA・IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(相模原青陵高)以来となる高校生で全日本選手権を制した。5月の国際大会(ロシア)でも優勝とMVPを獲得した。

 4月のアジア選手権(タイ)では、ウエルター級の岡澤セオン(鹿児島県体育協会)が銀メダル、フライ級で柏崎刀翔(福井県スポーツ協会)が銅メダルを獲得している。また、プロから転向した元主要4団体制覇王者、高山勝成(名古屋産大)はフライ級で五輪を目指す。

 女子では堤と同じロシアの国際大会で優勝した並木月海(20)=つきみ、自衛隊、写真=が上り調子。女子をけん引する和田まどか(ライトフライ級、福井県スポーツ協会)ともに、昨年の世界選手権(インド)で銅メダル(フライ級)を獲得した。

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