新大関・貴景勝が東大関2枚目に 新入幕は志摩ノ海と炎鵬 夏場所番付発表

会見で番付表を手にする貴景勝=東京都台東区の千賀ノ浦部屋
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 日本相撲協会が30日、夏場所(5月12日初日、両国国技館)の新番付を発表した。

 先場所全勝で史上最多を更新する42度目の優勝を果たした横綱白鵬(宮城野)が2場所連続で東正位の横綱に就いた。西正位横綱に鶴竜(井筒)。

 貴景勝(千賀ノ浦)が昨年名古屋場所の栃ノ心(春日野)以来の新大関。東大関2枚目に就いた。千賀ノ浦部屋からの大関昇進は初めて。兵庫県出身では1980年春場所の増位山以来39年ぶり4人目。初土俵から28場所所要は6位のスピード昇進(年6場所制の定着した1958年以降初土俵、幕下付け出し除く)、22歳7カ月22日は9位の年少昇進(同1958年以降)となる。

 先場所14勝を挙げた逸ノ城(湊)が3場所ぶり関脇復帰。三役も3場所ぶり。

 栃ノ心が先場所、2場所連続で勝ち越せず大関から関脇に降下。大関降下は17年九州場所の照ノ富士以来、18人、21回目。夏場所で10勝を挙げれば大関返り咲きが可能。

 碧山(春日野)が14年名古屋場所以来29場所ぶり再小結。三役は15年初場所以来26場所ぶりで昭和以降7位タイのスロー三役復帰となった。

 御嶽海(出羽海)が3場所連続の小結。14場所連続で三役は昭和以降2位タイ。

 新入幕は志摩ノ海(木瀬)と炎鵬(宮城野)の2人。志摩ノ海の入幕は現師匠が創設して以降、木瀬部屋からは宇良以来7人目。三重県出身では12年初場所の千代の国以来、戦後8人目。近大からは朝乃山以来10人目。炎鵬の入幕は宮城野部屋からは石浦以来。石川県出身では16年初場所の輝以来、戦後11人目。金沢学院大からは初めて。

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