羽生結弦ミスあり3位発進「頭が真っ白に」、SPトップはチェン 宇野は6位転倒響く

連続ジャンプで着氷を決める羽生結弦(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(21日、さいたまスーパーアリーナ)

 男子SPが行われ、羽生結弦は冒頭のジャンプでミスがあり94・87点で3位だった。宇野昌磨は91・40点で6位発進。1位はネーサン・チェン(米国)で107・40点の自己ベストをマークした。

 羽生は冒頭の4回転サルコーが2回転となり、この要素が0点となったのが響いた。宇野は冒頭の4回転フリップで転倒し、減点があった。

 羽生は演技後、報道陣に「いや~久々に頭が真っ白になりました」と振り返った。「ミスは仕方ないので、この気持ちを明日で出し切らず(フリーがある)明後日にぶつけたい」と挽回を誓った。自国開催の世界選手権で大歓声を浴びたが、「ちょっと気張りすぎたかな。受け止めたい気持ちが大きかった」と表現した。

 チェンは3本のジャンプすべてで10点超え。4回転トーループ-3回転トーループには2・31点の加点がつき、17・38点を1つの要素で稼いだ。

 田中刑事は78・76点で19位となった。

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