大鵬の孫、納谷が2連勝「しっかり前に出続ける気持ちで」
「大相撲春場所・4日目」(13日、エディオンアリーナ大阪)
元横綱大鵬の孫で、東幕下51枚目の納谷(19=大嶽)が、東幕下50枚目の千代嵐(九重)を突きだし、2連勝とした。
立ち合いから突き放し、強烈な突きを繰り出して、回り込む相手をよく見て突き出した。会心の内容に「良かったと思います。いつも通り、しっかり手を出して、足を出していこうと思った」と振り返った。
普段、師匠の大嶽親方(元十両大竜)からは「思い切っていけ。おまえ自身のことは、おまえが一番よく分かっているんだから」と言われているという。自身は常に「前に出ていたら引くことはない。しっかり前に出続ける気持ちで」と心がけている。
先場所は2番勝った後に3連敗。最終的に4勝3敗と勝ち越したが「先場所は2連勝の後、3連敗した。取りあえず、4まで伸ばせるように」と、勝ち越しを目標にしていた。