貴景勝、大関とりの春場所へ万全仕上げ「やることはやった」
「大相撲春場所」(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)
大関とりに挑む関脇貴景勝(22)=貴乃花=が7日、大阪市内生野区の勝山高で約2時間、基礎運動などで汗を流した。場所前の本格的稽古を締め、3日後の初日まで体調面を万全に仕上げていく。
「やることはやった。後は精神的な勝負が大事と思っている。相撲勘はいい感じ。後は力が出しやすい体に持っていくように。仕上がるように。あと3日もあるから。仕上がっているという自信が欲しい」と語った。
8日は治療、疲労の回復に努める。「不安をできるだけ排除していく。最後の仕上げ、磨きをかけたい。最後は気合、気持ち。精神的なものかが体を引っ張ってくれる」
兵庫県芦屋市出身で準ご当地の大声援も力になる。「大事な場所になっていること自体がありがたい。箸にも棒にもかからないとモチベーションも違う」と気合十分に話した。