8月開幕W杯は“日本版ドリームチーム”ファジーカスに加え八村、渡辺の招集有力
「バスケットボール・W杯アジア2次予選、日本96-48カタール」(24日、ドーハ)
F組の日本は最終戦でカタールに96-48で快勝し、4連敗からの8連勝で自国開催だった06年大会以来、3大会ぶりの出場を決めた。予選突破での出場は21年ぶり。3月に開催国枠の有無が決まる20年東京五輪出場にも大きく前進した。代表は25日、成田空港に帰国。W杯(8月開幕・中国)には八村塁(21)=米ゴンザガ大、渡辺雄太(24)=グリズリーズ、ニック・ファジーカス(33)=川崎=が“日本版ドリームチーム”を結成し、世界の舞台に殴り込みを掛ける。
“日本版ドリームチーム”で世界に殴り込みだ。8月に開幕するW杯では、ファジーカスに加え、八村、渡辺の招集も有力。日本は八村とファジーカスの2人がいた状態でリオ五輪4位のオーストラリアを撃破した。本家ドリームチームの米国を筆頭に強豪はそろうが、3人が初めてそろい踏みする日本史上最強チームには、さらなる大物食いへの期待が高まる。
今予選で力をつけた国内組に加え、米国の大学で活躍する大型PGテーブス海(ノースカロライナ大)、中学卒業後、IMGアカデミーに挑戦中の田中力ら期待の若手も多く、1年半後の東京五輪に向けて、さらなる進化も期待できる。元NBA選手のファジーカスは「W杯で世界を驚かすことができる」と、キッパリ。今後も日本男子バスケから目が離せない。




