宇野 8・42点差逆転へ 公式練習をわずか15分で切り上げ

 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(9日、アナハイム)

 男子フリーへ向けた公式練習が行われた。ショートプログラム(SP)4位で首位と8・42点差からの逆転優勝を目指す宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=は、4回転トーループやフリップを確かめ、わずか15分で練習を終えた。

 割り当てられた練習時間は40分。最終組1番滑走の宇野は、練習開始後、最初に曲かけとなった。冒頭の4回転フリップをこらえながら着氷。続く4回転トーループも降りた。

 曲のあとも少し氷の感覚を確かめ、トリプルアクセル(3回転半)などを確かめると、開始から15分後、早々に練習を切り上げ、リンクを後にした。

 宇野は昨年末の全日本選手権で右足首を捻挫。その後約1カ月で2度捻挫を繰り返しながら、テーピングを巻き、今大会へ調整してきた。首位ゾウ(米国)とは8・42点差。主要国際大会初のタイトル獲得を目指す。

 男子フリーは日本時間10日12時から始まり、宇野は15時6分頃登場する予定。SP7位の田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は第3組最終の18番で14時50分頃、SP12位の友野一希(同大)は同組3番目の15番で14時27分頃演技する。

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