千代の国、初顔合わせ矢後の引き落としにバタリ 今場所初黒星に無念の表情

 「大相撲初場所・5日目」(17日、両国国技館)

 前頭十五枚目千代の国(九重)は、前頭十三枚目矢後(尾車)に引き落としで敗れ、初黒星を喫した。

 初顔合わせとなった巨漢矢後を相手に、立ち合いが合わず、2度目で立った千代の国は、頭から当たって押し込んでいき、土俵際へと追い込むも、右の前まわしを取られて形勢逆転。俵に足をかけてこらえ、攻めに出たところ、矢後が体の向きをクルリと変えたため、突き押しが空振りとなってバタリと土俵に手をついた。形勢が二転三転する相撲に観客はわいたが、千代の国は悔しそうな表情を浮かべていた。千代の国と勝った新入幕の矢後は4勝1敗となった。

 千代の国は6日目、前頭十三枚目琴勇輝(佐渡ケ嶽)と、矢後は前頭十五枚目琴恵光(佐渡ケ嶽)と対戦する。

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