卓球・小5の松島輝空、8強で散るも「ここまで来られると思わなかった」

 「卓球・全日本選手権」(17日、丸善インテックアリーナ大阪)

 ジュニアの部男子シングルス準々決勝が行われ、小学5年の松島輝空(そら、11)=木下グループ=は、高校生の横谷晟(愛工大名電高)に0-3でストレート負けした。16年大会に小学6年で4強入りした張本智和を超える最年少4強はならなかった。

 快進撃を続けてきたスーパー小学生が力尽きた。相手の横谷は18歳以下の日本代表チームにも入っている強敵で、コースを突いてくる強烈なカウンターに苦戦。第1ゲームを1-11と圧倒されると、第2ゲームは9-11、第3ゲームも8-11と完敗し、「なかなかいいプレーができなかった」と肩を落とした。

 ただ、初出場の全日本選手権で、年上の強豪選手を次々と撃破し、小学5年としては張本に並ぶ過去最高の8強に進んだ。「自分ではここまで来られるとは思わなかった。いろいろな選手に勝てて、自分もちょっと成長したかな」と手応えを口にした。

 父・卓司さんは「初めての全日本でビビるかなと思っていたら堂々と戦ってくれた。楽しませてもらえたし、感動をもらった」とねぎらい、愛息へのご褒美は「頑張ってきたので」と何でも聞き入れる様子。将来の選手像としては「どんな人からも応援してもらえる選手に育ってほしい」と話した。

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