セーリングの重由美子さん葬儀 アトランタ五輪で日本初メダル

 1996年アトランタ五輪セーリング女子470級銀メダリストで、9日に53歳で死去した重由美子さんの葬儀・告別式が13日、佐賀県唐津市で営まれた。92年バルセロナ五輪から3大会連続でペアを組み、96年に同競技で日本勢初のメダル獲得をともに果たした木下(現姓深堀)アリーシアさんら約300人が参列した。

 木下さんは「弱かった自分を支えてくれて、大きな舞台に連れて行ってくれた」と感謝を述べた。72年ミュンヘン五輪代表で、重さんらのコーチだった松山和興さん(76)は「まさか君の弔辞を読むことになろうとは思わなかった。ともに戦えたことは私の誇り」と別れを惜しんだ。

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