坂本花織SP4位、初ファイナルで「緊張」も…表彰台「頑張ればいけるかな」

SPを終え、ピースサインを見せる(左から)坂本花織、紀平梨花、宮原知子
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 「フィギュアスケート・GPファイナル」(6日、バンクーバー)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、初出場の坂本花織(シスメックス)は70・23点で4位につけた。「すごく緊張した」と振り返りながらも「90点ぐらい」と自己採点。課題と手応えを胸に、表彰台を目標にフリーに臨むことを誓った。トップはSP世界最高得点を更新した紀平梨花(関大KFSC)で82・51点。2位に平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)で77・93点。宮原知子(関大)は冒頭のジャンプが乱れ67・52点で6位だった。

 3本のジャンプは大きなミスなく降りた。スピンの1本目、足換えコンビネーションスピンで「タイミングがちょっとだめで、最後まで回れるかなって不安だったけど、なんとか“ごまかし、ごまかし”でやった」と振り返る通り、完璧なできではなくレベル3。ステップシークエンスもレベル3だった。

 初のファイナルを、「けっこう緊張してたけど、最後までできてよかった」と振り返った。得点には「ビミョーだなって先生と言ってた。良くも悪くも、みたいな。でも、フリーにしっかりつなげられる点数だった。フリー頑張れば(表彰台に)いけるかな」と前向きに語った。

 中野園子コーチからは課題に残ったスピンの重要性も説かれている。「スピンもジャンプ並みに点数がある。ちゃんとやれば点もつく。『手を抜かないでやりなさい』って言われている」と反省しつつ、この日の演技を「90点くらい」と自己採点。10点分は、「スピンとステップ」とし、「1日あくので、しっかり集中を切らさずに、ベストな状態でいけるようにして、ノーミスでできるようにしたい」と浮上を誓った。

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