宮原知子、悔しい6位「悪いジャンプが出てしまった」 紀平の得点は意識せず

本番へ向け最終調整する宮原知子(撮影・國島紗希)
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 「フィギュアスケート・GPファイナル」(6日、バンクーバー)

 女子のショートプログラム(SP)が行われ、宮原知子(関大)は67・52点で6位となった。冒頭、連続ジャンプを予定していたところで乱れてしまい、得点を伸ばせず。直前に紀平梨花(関大KFSC)が世界最高を更新する82・51点を出した直後だったが、「意識してしまったというのは全くなかった」と振り返った。

 宮原は3回転ルッツからの連続ジャンプが乱れ、単独に。軽度の回転不足もとられ、出来栄え点で-0・89点と減点された。スピン3本はすべてレベル4、ステップシークエンスはレベル3だった。

 全体的に出来栄え点が出ず、得点を伸ばせなかった。「練習でよくなかったジャンプがそのまま試合で出たかなって感じです」と振り返った宮原は、「失敗するときはいつもああいう失敗になるので、それがまだ抜け切れていないところが出たかなという感じです」と分析した。

 ただ、気持ちは折れてはいない。「自信がなかったわけではないので。ただ、悪いジャンプが出てしまったという感じで、フリーに切り替えてちゃんと跳べるように、明日一日空くので頑張りたいと思っています」と前を向いた。

 自身の直前に紀平が世界最高得点を更新したが、「高い点数聞いて意識してしまったというのは全くなかった」と自分の演技に集中していたと語った。「やっぱり、いがんでしまったジャンプはしっかり直して、フリーの一つの演技としてしっかり自分の滑りを見せられるように頑張りたい」と修正を誓った。

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