日本相撲協会は29日、東京都墨田区の両国国技館で開いた定例理事会で、2019年1月から十両以上の関取の給与を月額で6~7%増額させると決めた。給与アップは01年以来で18年ぶりとなり、ここ数年の大相撲人気回復による収益増などが理由となった。
横綱の月給は6・4%上がり、282万円から18万円増えて300万円となった。大関は234万7千円から250万円。十両は103万6千円から110万円にそれぞれ上がった。
月給がなく、場所ごとに支給される幕下以下の手当は一律10%の上昇。関取を合わせれば、年間合計約1億2千万円の増額となる。