羽生結弦、SP世界最高更新でも「パーフェクトとは言えない」110・53点で首位

男子SPで演技する羽生結弦。ルール改正後の世界最高得点を塗り替えて首位に立った=モスクワ(共同)
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 「フィギュアスケート・ロシア杯」(16日、モスクワ)

 男子SPが行われ、日本から羽生結弦が出場し、今季世界最高を記録したフィンランド大会のSPを上回る110・53点をマークした。従来の今季最高は106・69点だった。演技後、テレビ朝日によるインタビューに「今回は自分の中ではパーフェクトとは言えない出来ではあるので」と、まだまだ改善点があることをうかがわせた。

 冒頭の4回転サルコーで出来栄え点「4・30」を獲得。続く3回転アクセルを余裕を持って決め加点は「3・31」、4回転トーループ-3回転トーループも加点は「3・12」。ステップ、スピンはすべてレベル4と、完璧といっていい内容だった。得点が発表された瞬間は何度も頭を下げ、自分でも拍手をして結果を喜んでいた。

 その後のインタビューには「結果としてはノーミスというような形として言っていいんじゃないかなと思える出来なので、ちょっとホッとしています」と心境を語った。

 ただ、6分間練習や過ごし方の点で反省点があったといい、「今回は自分の中ではパーフェクトとは言えない出来ではあるので。今回、今の反省点を明日へ向けて使いたいなと思います」と語った。

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