岩渕2連勝、大塚初V スノーボードW杯ビッグエア決勝

 「スノーボードW杯・ビッグエア決勝」(3日、モデナ)

 女子は平昌冬季五輪4位の岩渕麗楽(16)=キララクエストク=が166・50点で今季開幕2連勝、通算3勝目を挙げた。同五輪8位の鬼塚雅(星野リゾート)は165・00点で2位。男子は大塚健(17)=バートン=が186・75点で初優勝し、飛田流輝(日体大)が4位。平昌五輪代表勢は予選で大久保勇利(ムラサキスポーツ北海道)が13位、国武大晃(STANCER)は23位で、ともに決勝に進めなかった。

 日本が誇るホープたちの独壇場だった。平昌五輪は表彰台に立てなかったスノーボードのビッグエアで、新シーズンの幕開けから2戦目で早くも男女アベック優勝。女子で2連勝の岩渕は「緊張もしたけど、それより楽しかった」と16歳とは思えない貫禄を漂わせた。男子は世界ジュニア選手権2冠で冬季Xゲームでも頂点に立った大塚が縦3回転、横4回転から着地も完璧にまとめ、「自分の滑りができてうれしかった」と胸を張った。

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