千賀ノ浦親方、貴乃花部屋力士の受け入れ合意 貴乃花部屋を訪れ、書類に捺印
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大相撲の千賀ノ浦親方が26日、都内の貴乃花部屋で同親方と話し合い、弟子の受け入れについて合意したことを明かした。
千賀ノ浦親方は約50分の話し合いを終えると、集まっていた報道陣の取材に応じ、受け入れに関する書類を作成したことを認めた。
書類は貴乃花親方が協会に提出するといい、貴乃花部屋所属の8人の力士、床山、世話人の合わせて10人全員は、千賀ノ浦部屋に移籍することになる。
千賀ノ浦親方は、移籍の話について、「昨日の昼過ぎに聞いて、急だったのでびっくりした」と話し、現在の貴乃花親方の様子については「優しい顔になって普通ですよ」と話し、引退については、「驚いてますけども意志はかたいすからね」とも。貴乃花親方からは「よろしくお願いします。申し訳ありません」という言葉もあったという。
千賀ノ浦親方は14時40分頃、一人で車を運転して江東区内の貴乃花部屋を来訪。大勢のカメラマン、記者に囲まれ、「びっくりしましたねえ」とも語った。貴乃花親方に呼ばれたのか?という質問には「僕が行くって。若い衆が皆来るより、僕が行く方が簡単ですから」と答えた。
その後、14時55分ごろには、貴乃花親方の代理人、石原修弁護士が部屋の中へ入っていた。