パワハラ騒動に揺れる朝日生命8連覇 杉原愛子「ノーミスでできたので良かった」

 「体操・全日本シニア選手権」(15日、北九州市立総合体育館)

 シニア男女1部が行われ、女子は世界選手権代表候補の寺本明日香(22)=ミキハウス=が初優勝。同候補の杉原愛子(18)=朝日生命=が2位。団体はパワハラ問題に揺れる朝日生命が8連覇を達成した。男子は内村航平(29)=リンガーハット=が87・750点で3年ぶり5度目の優勝を飾った。ルールや採点が変更された16年リオデジャネイロ五輪以降では自己ベストで、今季世界ランク2位の得点をマーク。10月開幕の世界選手権(カタール、ドーハ)に向けて、上々の形で前哨戦を終えた。

 クラブを運営する塚原光男、千恵子夫妻のパワハラ問題に揺れる朝日生命が、エースの活躍で8連覇を達成した。前日練習では腰痛の影響もあり、涙を見せる場面もあった杉原だったが、それでも試合になると、エースとしてチームをけん引。安定した演技を並べた。左ひざの手術明けだっただけに、「ノーミスでできたので良かった。今季初のノーミスやったんで」と、ホッとした笑顔が浮かんだ。

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