重量挙げ三宅義行会長にパワハラ報道日本協会「なんで今頃」と困惑も明日にも対応を協議

 ロンドン、リオデジャネイロ五輪2大会メダリストの三宅宏実の父として知られる日本ウエイトリフティング協会の三宅義行会長(72)が女子トップ選手にパワーハラスメント(パワハラ)疑惑を告発され、それを隠ぺいしていると報じられた問題で、日本協会の小宮山哲雄専務理事が11日、都内で報道陣の取材に応じた。

 3年前、女子監督を務めていた三宅氏に、関係者から女子のトップ選手へのパワハラの情報が出て、15年8月に三宅氏、前専務理事、女子選手の指導者、所属の社長の4者で協議した事実はあるという。結論としてパワハラがあったかどうかは「分からない」(小宮山専務理事)としたが、その後は訴えなどはなかったという。ただ、先日9月1日にナショナルトレーニングセンターで行われた常務理事会で1人の理事が問題を提起し、今回の報道が出た。選手はすでに引退しており、小宮山専務理事は「選手からは何も言ってきてはいない。なんで今ごろ」と、困惑していた。

 日本協会は12日にもコンプライアンス委員会を開き、対応を協議し、15日の理事会に諮って、調査するかどうかを決める方針。三宅会長は「対応します」と、話しているという。

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