JOC表彰式でもタックル問題言及 遠藤利明氏「最も卑劣」 羽生ら出席

 8日に都内で行われたJOCスポーツ賞表彰式でも日大アメフット部のタックル問題が言及された。乾杯の音頭を取った東京2020組織委員会会長代行の遠藤利明氏(衆院議員)が、「あのタックルは最も危険で、最も卑劣なプレーです」と言及した。

 羽生結弦、小平奈緒ら、平昌五輪のメダリストや、そのアスリートらをサポートした人々を表彰する賞で、「ひとつだけ、こういう晴れがましい席で申し訳ございませんが…」と切り出した。

 「今日、国会の中でインティグリティー(組織を運営する上での誠実さや真摯な姿勢のこと)の体制整備の検討会をつくっていただきました。先日の日本大学の暴力的なプレー。私はラグビーをやっていたから分かりますが、あのタックルはもっとも危険でもっとも卑劣なプレーです」と指摘。その上で、「2020年東京大会は素晴らしいインティグリティーのある大会ですねと言われるためにも、そうした皆さま方の努力もお願いしたいと思います」と挨拶した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス