2018.05.17

日大は悪質反則の究明を　関学大不満「信頼は崩壊」と非難

６日に東京都内で行われた定期戦での問題のプレー。関学大ＱＢがパスを試みるが（上）、不成功となり無防備となった状態（中）に、走り込んできた日大の守備選手が背後からタックルする（下）（関学大提供・背番号を画像加工しています）

2枚

　アメリカンフットボールの定期戦で日本大の選手の悪質な反則行為により選手が負傷した問題で、関西学院大アメフット部は１７日、兵庫県西宮市内で記者会見し、抗議に対する日大からの回答が不十分と不満を表明、改めて真相究明を求めた。関学大の小野宏ディレクター（５７）は「信頼関係は完全に崩壊している」と非難した。

　関学大は日大の内田正人監督（６２）らによる負傷選手への直接謝罪も要求。日大側が２４日をめどとした再回答の内容次第では、来年度の定期戦を取りやめる意向を明らかにした。

　日大側は回答書で「乱暴行為を教えることは全くない」として意図的な反則ではないことを主張した。